会社が倒産!? アラフォー男の転職事情 ～その④～
【人間不信？経営者不信？？】
過去記事はこちらから。
正直なところ、いろんな事が信じられなくなった。
社会的には会社経営者と呼ばれる人でも、
平気で嘘をついて、我田引水的なやり方で人集めをする。
入れてしまえばこっちのモン。
そんな思惑が垣間見える、というか
ズバリそれ以外にないでしょう。
入って1年が経過した時の年度会議。
「アラフォー男が入った分だけ赤字だった訳で･･･」
いや、それ全員の前で言う？
あなた方がこれまで取り込んで来なかった部分を
こちらは積極的に取り込む努力をしたんですが？
リソースもだいぶ限られた状況で･･･
そもそも予算設定のプロセスが判ってなかったから
言われた数字を目標にひたすらやってみたら、
それでも届かなかったって、そういう話でしょ？
事実、会社としては前年度を大きく超える売上を獲得したんです。
そして、新規の取引案件がガバっと増えましたよ。
リピート顧客って、一番ありがたい存在なんだけど
新規を取ってきてこそ初めて発生するのがリピート。
だから絶えず新規は取りに行かなきゃなのに
これまで全く能動的に動いてなかった人から
評価されるどころか粗を見つけてこき下ろされる。
モチベーションはダダ下がりで2期目スタートした。
実際、パフォーマンスは1期目と比較してだいぶ落ちた。
いや、というかわざとセーブした。
なんだかバカバカしくなったから。
来た案件を適当にさばいて、そこそこ売り上げればいいや。
そんなどーしようもない発想が、私の体と心を支配していた。
その結果としての経営難による退職勧奨。
因果応報といえばそうでしょう。
なにもBossだけでなく、無論私自身も。。。。
心の根っこのところに、ずーっと引っかかって取れなかったモノ。
「入社前の約束と違う」
たまたま金の話だったから、金の件に固執してしまったけれど、
私が独身だったらここまで言わなかっただろう。
1人で暮らすには十分な額だったし。
それ以外にも、大なり小なり日々の中で解決して行った問題だって
沢山あった。きっと、それはこの会社に限らず、どこに行っても同じだったはず。
ただ、である。
金の件についてはどうにも承諾できなかった。
家族が居るから。
雇用されて働く身を選んだ以上、主たる収入はその会社の仕事になり、
そこから未来の為へのやりくりをしたり、諸々やっていく事になる。
それがままならない状況に、一気に引きずり込まれた。
それはどんな事があっても、受忍しがたいものだった。
車も手放した。
将来の為にと、子供が生まれた時に妻と2人で相談して加入した
生命保険にも手をつけた。
外食だってガーンと減った。
服だって買わなくなった。
本来、辞めさせる予定だった妻の仕事は、以前より増やしてもらった。
結果、妻は体を壊した。
もう、いろんな事がイヤになりつつあったそんな時、
何のきまぐれか知らないけれど「面談しよっか？」と、
もう天地がひっくり返るかと思うくらいの簡単なノリで言うBoss。
その時の一言も癪に障る許せない一言だった。
「アラフォー男も、生活を色々見直さないとダメだよ」
あ゛？
お前今なんつった？あ？
そもそもお前の嘘から始まった我が家の暮らしぶり低下なのに
何をエラそうにシャーシャーとこの男は？？
この時もテーブルをひっくり返したくなる衝動に駆られつつ
グッと飲み込んだのを今でも覚えている。
とかく、ロクな事が無かった。
