スワローズ山田哲人劇場 ～3打席連続ホームラン～

神宮にステージを移しての

日本シリーズ第3戦。

すごかった。

ホークスは寝た子を起こしたね。

昨日まで全く快音が無かった

セ･リーグ今季ホームラン王の山田 哲人選手。

3打席連続ホームラン。

日本シリーズでの3打席連続ホームランは

45年前に“ミスタージャイアンツ”こと、長嶋茂雄氏が

記録して以来だとのこと。

レギュラーシーズンでも3打席連発って

ほとんど見かけない。

ましてや舞台は日本シリーズ。

ある程度、相手投手について研究しているとはいえ、

シーズン中の対戦は、セ・パ交流戦で

運よく当たるかどうか、というレベルだと思う。

早い話、実戦ベースでのデータが

お互いにあまり蓄積されていない状態で、

言ってみれば「でたとこ勝負」的なものはあると思うが、

いずれにせよ、この成績は凄いと思う。

彼は若干23歳。

皆さまご存じ“トリプルスリー“を成し遂げた

スーパープレーヤーである。

日本シリーズのような短期決戦にあっては、

相手のキーマンに絶対に打たせてはいけない。

チームががぜん盛り上がるからである。

勢いがあり、ミスをしないチームが

短期決戦を制する。

福岡で2連敗し、苦杯を舐めつつ

ホームグラウンドに戻ったスワローズ。

今夜はそれまでの2試合とは

全く違うチームを観ているようだった。

ピッチャー陣は、超強力打線のホークス相手に

3試合とも4失点。逆を言えば、4点以上は

取られていないのだから、打線が5点以上取れば、

今夜のように勝機があると見てもいいかもしれない。

ホークス打線も抜け目は無い。

下位打線でもホームランを打つ選手がいるし、

どこからでも点が取れる。代打に出てくる選手だって、

他のチームなら普通にレギュラーを獲得していても

全くおかしくないレベルの選手がゴロゴロいる。

ただ、3試合を通してみると

残塁が多い。あと1本が出ていない。

それだけスワローズの投手陣が

踏ん張っている証拠だろう。

ヒットを打たれたり、フォアボールやエラーなどで

ランナーが出る分には別に構わない。

点を与えなければいいわけだから。

今日までを振り返ると、未だにホークス優位とはいえ、

勝負の行方はまだまだ判らない。

ホークスの2年連続日本一か。

14年ぶりにスワローズがチャンピオンフラッグを奪還するか。

明日以降も目が離せない。

・・・・しっかし、神宮球場って

ヤフオク！ドームと比べると狭いなぁ。

昔はこれでも広い球場だったんだろうけど。

でも、ドームばっかりの今の時代に、

青空球場って言うのも、イイよね。

神宮球場にも何度か行った事がある。

ヤフオク！ドームにも何度も行ったことがある。

私としては、神宮の方が好き。

選手と近い。

グラウンドが近い。

あの埃っぽい臭いもキライじゃない。

昔、小さい頃に親父に連れて行ってもらった

野球場はみんな屋根なんか無かった。

ノスタルジックなところもすごく、イイ。

話が逸れたけど、

明日以降の日本シリーズも注目である！