人生の分岐点で考えることブログ

業績不振→退職勧奨→転職という道を歩いたアラフォー男のブログです。

世の中意外なことだらけ ~アラフォー男の転職日記~

やっちゃいましたね~

横綱白鵬関。

youtu.be

 

僕の記憶の中では

過去に“舞の海”関がやった事があるのを

観た事があるくらい。技のデパート的な存在だった彼は

その小さな体で大きな力士に立ち向かう為、

この猫だましも含めていろんな技を見せてくれていた。

 

 

“八双飛び”とかね。

面白いよね~~

 

 

今回のこの件、

伝統を重んじる(?)相撲界にあっては

横綱ともあろう力士がやるなんて、前代未聞だと

ハレーションを引き起こしているらしい。

 

 

北の湖理事長は激怒してるって(笑)

多分、あのどっかのオバちゃんとか、

マージャン大好きメガネおじさんとか

地獄からの使者とか・・・

 

 

いろいろ言うんだろなぁ~

 

 

当の本人、白鵬関はツイッター

 

 

「一度やってみたかった!」って。

 

 

いいじゃん、れっきとした技なんだもん。

取組後の支度部屋の写真が出てたけど、

すっげーイイ笑顔してた。

きっと、そんな周りの雑音はどこ吹く風なんでしょう。

 

横綱あっぱれ!

 

 

【あなたの“フツー”を一般化しちゃいけない】

 

「自分の中では」

 

っていう言い回し、この数年で市民権を得た。

 

 

「自分の中では、これでイイと思います」

「自分の中では、これがフツーです」

 

 

 

「自分の中」ではでしょ?

つまり、「自分の外」に出たら、

それはフツーでも常識でも、一般論でも無くなる訳で。

 

 

あぁ。

昔、部下をもっていた時、この言い回しで

必死で説明してくる子が沢山いたな。

 

 

「自分の中ではこのやり方がベストだと思います!」

「これでいいと思うんですよね、自分の中では・・・」

 

 

別に正解なんかないんだから、

そんなに必死に「自分は自分は」って言わなくていいじゃん・・・・

 

そう思いながら聞いていた。

すごく、すごーく違和感を感じながら。

 

だから、僕はあえて使わない。

この「自分の中では」という言い回し。

 

だって、気持ち悪いんだもん。

間違っててもいいじゃん。

 

自分の中で

 

・・・・だから何?

 

みたいな感じ。

 

 

今回、この白鵬関の取り組みに対しての

周りの反応を見た時に、これと同じ感覚を得た。

 

 

相撲界の常識、相撲界のしきたり。

 

そもそも、相撲界におけるこの“猫だまし”という技の定義は

小兵が大柄な相手に立ち向かう時に使う技、なんだって。

 

 

まぁ、確かにそうなのかもね。

出鼻をくじくっていう表現がピッタリだよね。

でも、ガチでぶつかっているわけじゃないから、

正々堂々という感じじゃないのかもね。

 

 

横綱相撲」って言葉もあるくらいだし?

 

 

でも、別にいいじゃん。

横綱が猫をだましてもさ・・・・(笑)

 

 

観てる側もあっけに取られるけど、

じゃあそれってホントにやっちゃいけない事だったっけ??

 

 

正面からぶつかるだけが横綱ですか?

横から当たってはいけないの?

立ち会いではたき込んじゃいけないの?

 

誰が決めたのそんなこと?

 

 

社会通念上、これはおかしいとか

絶対やっちゃいけない事って確かにあると思う。

 

例えばこの何日か話題になっているこんなヤツとか。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

かける言葉も見当たらない。

 

でもさ、横綱が猫だましくらい良いじゃん。

取組後の横綱の笑顔見てごらんよ。

相撲楽しんでる感じがすごいアリアリと感じられるし。

 

 

世の中意外な事があるから面白いんでしょ?

 

自分にとってのフツーは世間の一般では無い。

 

僕らは正解の無い世界に生きてるわけで。

 

そんな事を思ったりした。